歯の根っこにできるむし歯は危険!
こんにちは、歯科衛生士の鈴木です。
冷たい風も弱まりだんだんと春が近づいてきましたね。
今回は歯の根の部分(根面う蝕)にできるむし歯についてお話しします!
︎歯の根はむし歯になりやすい
歯の根っこは本来、歯ぐきに覆われているのが普通です。しかし、歯周病や加齢、過度の歯磨き
噛み合わせの力によって歯ぐきが下がり根っこが露出してしまいます。
根露出してしまうと歯の頭の部分に比べ、根っこの部分は柔らかくむし歯菌が出す酸に弱いため
むし歯になりやすくなってしまうのです。
統計で75歳以上の60%の方が歯の根っこのむし歯にかかっているというデータもあります!
また、歯の根のむし歯は、歯を取り囲むようにむし歯が進行するため、治療がしづらく
根の部分から神経までの距離が近いので、一度むし歯になると重症化してしまいます!
痛みなどの自覚症状がないことが多く、ご自身で気づきにくいので発見が遅れてしまい
歯が折れてしまったり、歯を抜かないといけない可能性があります!
︎歯の根のむし歯予防
毎日の歯磨きにフッ素入りの歯磨き粉を取り入れたり、歯医者さんの定期検診でフッ素塗布を定期的に
行うことでむし歯予防を行うことができます!
一度歯医者さんでお口の中の状態を確認してもらうことをおすすめします♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!