親知らずの話
こんにちは、受付・助手の平野です。
寒い日が続いていますね(°_°) 風邪、インフルエンザにはみなさん気をつけてください。
今回は親知らずについてお話しします。
親知らずは、上下左右にそれぞれ1本ずつ合計4本あります。しかし、4本がきちんと生えて
くるのはまれなことで、歯ぐきや顎の骨に埋もれたまま生えてこなかったり、最初から親知らずが
生えてこない場合もあり個人差があります。
親知らずが生えてくるのはだいたい18歳から24歳頃です。
親に知られることなく生えてくる歯だから、などいくつかの理由で親知らずと呼ばれています。
親知らずは他の歯がすでに生えているところに生えようとするため、きちんと生えるための
スペースが狭いことが多く、親知らずが生えてくる段階で歯が曲がったり傾いたり、手前の
歯にくっついたり押したりして周りの歯や歯ぐきに負担をかけてしまいます。
また、親知らずは一番奥に生えてくるため歯ブラシが奥まで届きにくく、ブラッシングが
不十分になりやすいです。すると歯や歯ぐきの間に汚れがたまり、むし歯や歯周病になる
確率が高くなってしまいます。
親知らずがきちんと生えていない場合の多くは、抜いてしまうことがほとんどです。
治療するにも歯が奥すぎたり歯の形がよくなかったりと、十分な治療とメンテナンスが
行いにくいからです。
親知らずが生えている方は、親知らずは磨きにくい場所なのでなるべく汚れを残さないよう
丁寧に歯を磨くよう心がけてみてください(^○^)
次回は親知らずの抜歯についてお話しします。
最後まで読んでいただきありがとうございました!