高濃度フッ化物配合歯磨剤について
こんにちは!河合です^^
冬も本番になり、朝晩は冷たい空気が身にしみますね⛄️❄︎
さて、みなさんは普段使用している歯磨剤(歯磨き粉)に含まれているフッ素の濃度はご存知ですか?
(フッ素の効果についてはこちらをご覧ください♪)
テレビやニュースでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
2017年3月17日に1,500ppmを上限とする高濃度フッ化物を配合した薬用歯磨剤
(以下、高濃度フッ化物配合歯磨剤)が、厚生労働省から医薬部外品として承認されました。
これにより、国内上限が1,000ppmを超え、これまで日本では手に入らなかった
1,000~1,500ppmのフッ化物配合歯磨剤が、スーパーやドラッグストア、歯科医院で
購入できるようになりました。
30年ほど前の日本では、フッ化物配合歯磨剤の国内シェアが10%程度、20年前でも40%程度で
一般市民にとってフッ化物配合歯磨剤を購入することすら困難だったそうです💦
では、これまで1,000ppmだった濃度が1,500ppmに上がることにより、
どのような効果が期待できるのでしょう?
(「ppm」とは、100万分率を表すもので、主に微量物質の濃度を表すときに使います。)
WHOのレポートによると、歯磨剤のフッ化物濃度が1,000ppmから1,500ppmに上がることで
虫歯予防効果が6%アップすると述べられており、6歳以上の虫歯のリスクが高い人には
特に効果が現れやすいという報告もあります☆
また、生えたての永久歯のへの使用では、1,oooppmの歯磨剤に比べ、1,500ppmの歯磨剤は
9.7%も虫歯予防効果が高いという研究結果もあります!
日頃の歯磨きでより虫歯になりにくいセルフケアを取り入れてみてはいかがでしょうか✨♪?
最後までお読みいただきありがとうございました!