タバコと歯周病は関係ある!?
皆さんこんにちは、歯科衛生士の鈴木です^ ^
ようやく寒さもだんだんとやわらいで暖かくなってきましたね。
今回はタバコの害についてお話しします!
タバコは3大有害物質(ニコチン・タール・一酸化炭素)をはじめとして
4000種類以上の化学物質、200種類以上の有害物質50種類以上の発がん物質が含まれています。
喫煙者はガン・心臓病・脳卒中・肺気腫・喘息・歯周病などの病気になりやすく、かつ進行が早いことが
知られています!
喫煙は歯周組織(骨や歯ぐき)を激しく刺激し、喫煙者は非喫煙者に比べ2〜8倍で歯周病に
かかりやすくなります!
●タバコは歯周組織にどのような影響を与えるのか!?
喫煙者では、ニコチンの強力な血管収縮作用や一酸化炭素の作用により、歯ぐきが炎症を起こしても
出血しにくく、表面が硬くゴツゴツした状態になってしまいます!
その結果、初期症状が隠されてしまい、気づかないうちに症状が進行してしまいます。
また、血流低下や体内の酸素不足により、必要な栄養分(ビタミンC)や酸素が歯ぐきまで十分に
供給されず、口の中が栄養失調状態になってしまいます。
さらに、タバコに含まれるタールにより歯が茶色く着色されてしまいます>_<
唾液の分泌量も低下するので、歯の汚れ(歯垢や歯石)が増えてしまいます!
なので、喫煙者は歯周病にかかりやすく、かつ治りも悪くなってしまうのです。
口の中だけではなく、タバコはたった一箱でレモン24個分のビタミンCを破壊してしまいます!
コラーゲンの生成と保持の役目をしているビタミンCがなくなることにより肌の弾力感がなくなり
シワが増え老けてしまうのです(>_<)
タバコはお口の中の病気「歯周病」に深く関わってきてしまいます!
禁煙することによって歯周病の進行をおさえることができます。歯周病や全身の健康のためにも
これを機に禁煙にチャレンジしてみてはいかがでしょうか(^o^)/?
最後まで読んでいただきありがとうございました♪