高濃度フッ化物配合歯磨剤②
こんにちは!河合です^^
だんだんと春の陽気で暖かくなってきましたね🌸!
前回は、高濃度フッ化物配合歯磨剤の効果について記載させていただきました!
今回は高濃度フッ化物配合歯磨剤の注意点についてお伝えさせていただきます⭐
<高濃度フッ化物歯磨剤の使用にあたり、気をつけなければいけない点について>
今までフッ化物が1,000ppmを上限としてきた歯磨剤に対し、新たに承認された1,500ppmを上限とする
高濃度フッ化物配合歯磨剤は、むし歯予防効果が高くなるということを前回の内容で記載しました。
今回は高濃度フッ化物配合歯磨剤使用にあたり、注意しなければならない点についてお伝えさせていただきます。
注意点❶ 6歳未満のお子さんへの使用は控える
フッ化物は摂りすぎると急性毒性と慢性毒性が起こります。
1,000ppmを超える歯磨剤は、従来にない高濃度のフッ素を有するため、
①6歳未満のお子さんには使用を控える
②6歳未満のお子さんの手の届かない場所に保管する
③フッ化物のフッ素としての配合濃度を直接の容器等に記載する
などが定められています。
注意点❷ 必ずパッケージのフッ化物濃度表示を確認する
1,000ppmを超える高濃度フッ化物配合歯磨剤では、フッ化物濃度の記載が義務づけられています。
日本で販売されている歯磨剤は、「化粧品」と「医薬部外品」に分けられています。
化粧品には、清掃剤や発泡剤などの基本成分のみ、医薬部外品にはフッ化物に代表される薬用成分が
配合されています。フッ化物が配合されているものは、医薬部外品です。
ご自身が使っている歯磨剤にフッ化物が配合されているかどうかがわからない方は、
お使いの歯磨剤を持参してスタッフに聞いてみてください♪
以上の点に注意していただき、高濃度フッ化物入り歯磨剤を有効活用してみてください♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!