手袋に付いている粉!
皆さんこんにちは。
竹下歯科医院、副院長の竹下です。
1月も終わりに近づき、今年に入りすでに1ヶ月が過ぎようとしています。
今年立てた目標達成に向けて、スピードアップしていかないとあっという間に年末になりそうです。
さて、最近気になったニュースを1つご紹介します。
昨年末、米食品医薬品局は、「使用する医療従事者と患者の双方の健康に有害」として手術や検査など
医療行為におけるパウダー付き手袋の使用を禁止すると発表しました。
また今年、厚生労働省も2年以内にパウダーのない手袋に供給を切り替えるよう、
製造販売業者に通知しました。
天然ゴムラテックス製手袋の場合、着脱時にラテックスを吸着したパウダーが空気中に浮遊しやすく、
それを吸い込むことでアレルギー反応を誘発し、重度の気道炎症や気道過敏性の亢進をもたらす可能性
があることが指摘されています。また、ラテックス製か合成ゴム製かにかかわらず、パウダー付き手袋
の使用による気道炎症や肉芽腫、腹膜癒着といった有害事象が報告されています。
手袋は我々の普段の診療には欠かせないものです。
当院では以前からラテックス製の手袋、パウダー付きの手袋は一切使用していません。
常に様々なことにアンテナを張って、患者さんにも働く人にも安心で安全な医療機関であり続けたい
と改めて思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。